第110回日本消化器内視鏡学会北陸支部例会を開催
2017年11月19日(日)に石川県地場産業振興センター新館において第110回日本消化器内視鏡学会北陸支部例会を開催しました.「消化管表在がんの内視鏡診断と治療の現状」の主題では広島大学内視鏡医学:田中信治教授が基調講演されました.それに続く教育講演では,加藤
愼弁護士が「消化器内視鏡治療に関わる医療事故の現況」について事例を交えて講義してくださいました.ランチョンセミナーでは,「消化管がん内視鏡検診の現状」と題して,東京医科大学消化器内視鏡学分野:河合
隆教授(日本消化器内視鏡学会関東支部長)が講演されました.午後には,日本消化器内視鏡学会:田尻久雄理事長(東京慈恵会医科大学先進内視鏡治療研究講座教授)が「消化器内視鏡学研究と診療の展望」について,人工知能やロボティクスの領域まで網羅された圧巻の講演をされ,当支部会員をエンカレッジしてくださいました.これらの課題に加えて,37題の一般演題,研修医演題が発表され,夕刻まで活発な議論が続きました.当日の延べ参加人数は271名であり,秋らしい実り多い学術集会になりました.