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第46回日本癌学会『市民公開講座』が開催されました (9月27日)

 

 2025年9月27日(土)、第46回日本癌学会市民公開講座(ハイブリッド形式)が金沢市アートホールにて開催されました。今回は「最新のがん治療と未来への懸け橋」をテーマに実施され、会場には約100名、オンラインでも約100名の参加がありました。開会にあたり、大島正伸先生(日本癌学会理事長、第84回日本癌学会学術総会会長、金沢大学がん進展制御研究所教授)、梅田正行様(日本対がん協会理事長、株式会社朝日新聞社顧問)、和田隆志先生(金沢大学学長)よりご挨拶をいただきました。続いて、後藤典子先生(日本癌学会広報委員長、金沢大学がん進展制御研究所教授)と矢野聖二先生の司会進行のもと、以下の5名の先生方にご講演いただきました。

 

 講演1    矢野 聖二(日本癌学会 副理事長、金沢大学呼吸器内科 教授)

     「進化を続ける肺がんの治療」

 講演2    稲木 紀幸(金沢大学医薬保健研究域医学系 消化管外科学/乳腺外科学 教授)

     「がんを切る、命をつなぐ 〜最新の外科治療と未来への挑戦〜」

 講演3    井口 雅史(金沢医科大学病院 乳腺外科 教授)

     「乳がんと共に生きる~正しい知識と上手な付き合い方~」

 講演4    谷口 博昭(金沢大学がん進展制御研究所 教授)

     「がん核酸医薬のトランスレーショナルリサーチ」

 講演5    平尾 敦(金沢大学がん進展制御研究所 教授)

     「本物に触れ、未来を創ろう!~高校生が体験する、がん研究の最前線(がん研EEP)~」

 

 講演後は、ご参加の皆さまからのご質問にお答えするパネルディスカッションを行いました。最後まで多くの方がご参加くださり、活発な質疑応答が交わされるなど、大変盛況な会となりました。

 なお、2025年公益財団法人北國がん基金において、谷口先生は研究活動助成部門、平尾先生は啓発活動部門で受賞されました。