助教
中野 泰博
Nakano Yasuhiro
新学術創成機構若手PI(新学術籍)
老化細胞は、恒久的に増殖を停止するだけでなく、炎症性サイトカイン・ケモカインなどを過剰に分泌する表現型(SASP)を示すこと、がんや慢性炎症疾患などの加齢性疾患に関与することが示唆されている。当ユニットでは、1)加齢性疾患におけるp16Ink4a陽性老化細胞による病態悪性化の機序解明、2)急性臓器障害におけるp16Ink4a陽性老化細胞の特性解析、3)老化細胞の若返り分子機序の解明、などの研究に取り組むことで、老化細胞の動態・特性を解明し、加齢性疾患の治療法開発に取り組む。