文部科学省共同利用・共同研究拠点 金沢大学 がん進展制御研究所

2012年1月18日

1月18日，富山大学和漢医薬学総合研究所・民族薬物資料館において，本学がん進展制御研究所・富山大学和漢医薬学総合研究所交流セミナーを開催しました。今回のセミナーの開催目的は，本研究所及び和漢医薬学総合研究所がそれぞれの共同利用・共同研究拠点としてのお互いの特色を生かし，こうしたセミナーを通じて研究交流を深めることで「がん研究と和漢薬研究の先導的共同研究」の発展を目指そうとするものです。

セミナーは，済木和漢医薬学総合研究所長の挨拶で開会。済木所長，向田所長によるそれぞれの研究所オーバービューが行われ，続いて各研究所を代表した研究者5名による講演が行われました。セミナーの最後に向田所長より第2回セミナーを本研究所主催で開催することを約束し，閉会。セミナー閉会後には，民族薬物資料館教員の案内により，館内の膨大な和漢薬資料等の見学会も行われました。

セミナーには，金沢大学からは本研究所並びに薬学系教員，富山大学からは和漢医薬学総合研究所教員・大学院生ら約70名が参加し，活発な質疑応答や意見交換が行われ，今後，双方の拠点間における共同研究が大いに期待される大変有意義なものとなりました。

済木富山大学和漢医薬学総合研究所長	金沢大学がん進展制御研究所　大島教授
富山大学和漢医薬学総合研究所　小松教授	富山大学和漢医薬学総合研究所　田中准教授
金沢大学がん進展制御研究所　源教授	富山大学和漢医薬学総合研究所　Suresh特命助教
向田金沢大学がん進展制御研究所長	セミナー風景
記念撮影	民族薬物資料館見学風景