研究所からのお知らせ
Topics

セミナー・イベント

がん研EEP2025無事終了しました!

がん研EEP2025開催報告

                                                                

2025年8月6日

 

 このたび、金沢大学がん進展制御研究所とナノ生命科学研究所の共催により、高校生を対象とした「がん研究早期体験プログラム(がん研EEP:Early Exposure Program)」(令和7年8月4日~6日)を開催いたしました。本プログラムは、研究所に所属する研究者の指導のもとで実験を体験する「研究体験編」と、研究紹介やキャリアパスに関するレクチャーから構成される「授業編」の2部構成で、今回で第4回目の開催となりました。

 今年度は、北陸地域の高校を中心に、全国から76名の生徒を受け入れました。「研究体験編」では、42名の参加者が各日3~6名のグループに分かれて各研究室に配属され、研究者さながらに最先端の実験に取り組みました。例年通り、生徒たちは非常に楽しそうに、また興味深く研究に取り組む様子が見受けられました。「授業編」には34名が参加し、「サイエンティストのキャリアデザイン」をテーマに、がん進展制御研究所やナノ生命科学研究所等で活躍する若手教員が、自身の研究内容やキャリアについて講演を行いました。今年は新たな試みとして、パネルディスカッションの時間を設け、個別の話題をより深く掘り下げる工夫を加えました。このパートでは、高校生が前のめりで話に耳を傾ける姿が印象的で、参加者の満足度向上につながったとの手応えを感じています。来年度は、さらに内容を工夫し、高校生にとって「楽しく、ためになる」学びの場となるよう取り組んでまいります。

 本プログラムの運営費の多くは、一般の皆様や各種財団からのご寄付により支えられております。近年も継続的に多くの方からご支援をいただいており、心より感謝申し上げる次第です。なかでも、最近特に印象に残るご寄付として、過去に本プログラムへご参加いただいた生徒さんのご家族がご逝去され、そのご遺族よりご寄付をいただくというケースがありました。本学基金・学友支援室の担当者を通じてお話を伺ったところ、故人のご遺志を受けて、ご友人よりご厚志を賜ったとのことでした。ご家族にとって特別な意味を持つ大切なご厚意をお寄せいただいたことに、深く感動いたし、同時に、私たちの活動をこれからもしっかりと継続していかなければならないという思いを新たにしております。

 改めまして、ご寄付くださった皆様、高校関係者様、父母等の皆様の継続的なご支援に深く感謝申し上げます。今後も、高校生が将来、がん克服に貢献する人材へと成長していくための人材育成プロジェクトとして、この活動を継続してまいります。 引き続き、温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

がん研EEP実行委員長  平尾 敦

金沢大学がん進展制御研究所/ナノ生命科学研究所・教授

 

                     

 

▶金沢大学ホームページ:がん研究早期体験プログラム(がん研EEP2025)を実施 高校生が最先端のがん研究に触れる