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LINK-J共催イベント「金沢新発見!社会実装を目指した最新技術Vol.2」を東京で開催(11月28日)

 

 2025年11月28日(金)、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)との共催により、産学官連携イベント「金沢新発見!社会実装を目指した最新技術 Vol.2 ~金沢大学が拓く未来のがん治療と医薬品開発~」を、日本橋サイエンスビルにてハイブリッド形式で開催しました。本イベントは、2024年12月9日に開催した「金沢新発見!社会実装を目指した最新技術~金沢大学と創る最新医療~」に続く第2回目の開催となり、医薬関連企業が集積する東京・日本橋エリアにおいて、本学が推進するライフサイエンス分野の最新研究成果を発信するとともに、産業界との交流を通じた連携強化を目的としました。今回は「がん治療」をテーマに、学際領域展開ハブ形成プログラム「健康寿命科学(CIMA)」の協力のもと4名の研究者が登壇し、当日は会場24名、オンライン91名の計115名が参加しました。

 

 はじめに、LINK-Jの高橋俊一事務局長および金沢大学の中村慎一理事より開会挨拶があり、その後、医薬保健研究域医学系呼吸器内科学の矢野聖二教授による基調講演、がん進展制御研究所の後藤典子教授による講演が行われました。休憩をはさんだ後には、同研究所の谷口博昭教授、池田豊特任准教授が登壇し、本学の充実した研究環境から生まれる先端的な研究成果や、社会実装を見据えた取り組みについて紹介しました。最後に、がん進展制御研究所の鈴木健之所長より閉会の挨拶があり、盛会のうちに終了しました。

 

 イベント終了後には、登壇者と会場参加者による活発なネットワーキングが行われました。参加者からは、「社会実装を意識した金沢大学の創薬研究の話は大変興味深かった」、「新しい治療ターゲットなど、素晴らしい研究が進んでいることを知ることができた」、「金沢大学を中心としたCIMAによる最先端のがん治療研究を一度に俯瞰でき、大変有意義だった」など、多くの好意的な感想が寄せられました。

 

▶ LINK-J 開催案内「金沢新発見!社会実装を目指した最新技術Vol.2 ~金沢大学が拓く未来のがん治療と医薬品開発~」

 

 

登壇者ー集合写真1

登壇者-集合写真2

オープニング:高橋俊一事務局長(LINK-J)

オープニング:中村慎一理事(研究・社会共創・大学院支援担当、副学長)

基調講演「患者にやさしい肺がん治療開発への挑戦」:矢野聖二教授(医薬保健研究域医学系呼吸器内科学)

一般講演1「再発の「種」を断つ—FXYD3を標的とした次世代がん治療へ」:後藤典子教授(がん進展制御研究所)

一般講演2「金沢大学から世界に発信する新しいがん核酸創薬」:谷口博昭教授(がん進展制御研究所)

一般講演3「低酸素活性化技術を活用した抗がん剤プロドラッグの開発」:池田豊特任准教授(がん進展制御研究所)

クロージング:鈴木健之所長(がん進展制御研究所)

司会:中川昌也特任教授(先端科学・社会共創推進機構)

会場の様子

活発なネットワーキング