がんの転移・薬剤耐性に関わる共同利用・共同研究拠点
金沢大学がん進展制御研究所は,平成22年度に「がんの転移・薬剤耐性に関わる先導的共同研究拠点」として認定されました。本研究所ではこれを受け,がんの悪性進展過程と総称されている転移・薬剤耐性の克服を目指した拠点であることをさらに明確にするため,平成23年4月1日をもって,研究所名称を従来の「がん研究所」から「がん進展制御研究所」と改称しました。
本共同研究拠点は,がんの「転移」・「薬剤耐性」の分野で認定されたことに伴い,今後,益々当分野の発展を先導的に牽引し,国内外の関連研究機関と連携して共同研究を推進し,以下の事業概要を進めて参ります。
概要
- がんの悪性進展過程と総称されている転移・薬剤耐性の克服を目的として,本研究所が保有しているヒトがん組織バンクやマウス発がんモデル組織バンクおよび薬剤ライブラリーを活用した共同利用・共同研究を推進する。
- 先進的がんモデル(CGMおよびPDX)の開発研究を一体的に推進し、新たな共同研究資源を開発する。
- がんの悪性進展過程に密接に関与している,がん幹細胞・がん微小環境を切り口にした,転移・薬剤耐性の分子機構の解明から治療法の開発までの一貫した研究の遂行により,治療成績の向上に貢献する。
- 国内外の第一線で活躍する研究者を招へいし、国際シンポジウム、拠点シンポジウムを開催し、がん研究者ネットワーク構築および若手人材育成を推進する。
共同利用・共同研究拠点
共同研究拠点紹介
研究リソース
共同利用機器・施設
共同研究公募
外部評価