施設・設備 | 金沢大学がん進展制御研究所

共同利用・共同研究拠点

施設・設備

自動セルソーター(自動細胞解析分取装置)

 正常細胞やがん細胞は様々な多様性を有する細胞集団です。平成17年度予算によって購入したBD FACS Ariaを用いることにより,このような細胞集団から希望する細胞群を単離することができます。細胞は細胞径,顆粒性,表面マーカーやDNA含量などによって分画することが可能です。本装置を用いるメリットは清潔な環境下,毎秒10,000細胞以上の速度で細胞を分取でき,分画した細胞を培養することができることです。さらに本装置は,遺伝子導入細胞のような解析したい抗原を発現する細胞数が非常に少ない場合にも用いることができます。本装置は幹細胞生物学,免疫学,発生生物学やがん生物学などの様々な実験に利用されています。

自動セルソーター(自動細胞解析分取装置)

実験動物用X線CT装置

 ラシータCTスキャナーは小動物のin-vivo,ex-vivo研究用にデザインされています。その高感度センサーは低エネルギーX線を検知できるので実験動物にダメージを与えず,長期間観察ができます。このCTスキャナーはがんの進展や転移の観察に使われています。

実験動物用X線CT装置

DNAシーケンサー

 DNAシーケンサーはクローン化された遺伝子のDNA塩基配列を自動的に決定する装置で,従来の方法と異なり放射性物質を全く使用せず,4種類の蛍光標識物質のレーザーによる検出で塩基を判別するもので,配列の自動読み取り,データの解析装置を内蔵しています。ABI3100AvantおよびAB3130ジェネティックアナライザは4チャンネルのキャピラリー電気泳動により同時に4サンプルを高速で分析可能です。各種のヒト遺伝子,マウス遺伝子の塩基配列の決定に繁用されています。

DNAシーケンサー

共焦点レーザースキャン顕微鏡

 共焦点レーザー顕微鏡(Carl Zeiss LSN510)は,分光された蛍光をスリットにより任意の検出波長に設定することが可能で,多重染色を行う際の蛍光波長の干渉を最小限に抑えることができます。A r(458/477/488/514nm)とHeNe(543・633nm)レーザーを搭載しています。共焦点レーザー顕微鏡は,現代の細胞生物学には不可欠であるため,多くの研究者に頻繁に利用されています。

共焦点レーザースキャン顕微鏡