薬剤ライブラリー利用方法
1.利用者条件
(1)
本研究所研究者と共同研究を行っている大学並びに公的研究機関に所属する教員・研究者
2.薬剤ライブラリー利用方法
(1)
本研究所研究者と共同研究を行う際に,薬剤ライブラリーにおいて利用を希望する研究試料がある場合は,下記連絡先に事前連絡の上,「薬剤ライブラリー利用申請書」に必要事項を記入し,下記提出先にご送付願います。
(2)
研究試料は原則無料ですが,送付にあたっては,運送費(着払いになります)をご負担願います。
(4)
提出先及び連絡先
〒920-1192 石川県金沢市角間町
金沢大学がん進展制御研究所 腫瘍分子生物学研究分野内 薬剤ライブラリー係宛
電話:076-264-6752
FAX:076-234-4521
3.利用可能な薬剤ライブラリーの種類
(6)
Autophagy Library (ENZO; CB-BML-28370100)
化合物数:94
濃度:10 mM
ライブラリーの内容:オートファジーを誘導あるいは阻害する化合物
(7)
Bioactive Lipid Library (ENZO; CB-BML-28000100)
化合物数:190
濃度:1 mMまたは0.1 mM
ライブラリーの内容:Endocnnabinoids, Farnesyl/geranylgeranyl derivatives, hydroxyeicosatetraenoic acids, hepoxilins, Polyunsaturated fatty acids, Leukotriens等を含む。
(8)
Epigenetics Library (ENZO; CB-BML-28360100)
化合物数:43
濃度:10 mM
ライブラリーの内容:エピジェネティクスに関連する活性を持ち、構造および作用機序の異なる種々の化合物
(9)
Natural Products Compound Library
化合物数:502
濃度:2 mg/mL
ライブラリーの内容:微生物、植物、海洋産物など天然物由来の化合物。化合物の一部は、古来より薬用として用いられてきた天然物より同定されたものである。
(10)
WNT Pathway Library
化合物数:74
濃度:10 mM
ライブラリーの内容:WNTパスウェイに作用する、構造及び作用機序の異なる種々の化合物
4.分注後の様態
グライナー社製V底マイクロプレート(PP製)に5μlずつ分注後,キャップマット(EVA製)で蓋をして,-80度において保存されています。
5.提供単位
希望の化合物ライブラリーをセットとして提供いたします。特定の薬剤だけを抜き出して使用する研究目的は不可とします。
6.提供に関する手続き
提出して頂いた申請書を本研究所共同利用施設運営委員会にて審査の後,供給の可否,供給の規模等をメールによりお知らせします。なお,申請時に在庫が無い場合は当該薬剤についてお断りさせて頂くことがありますこと,ご承知おきください。 また,共同研究の成果を論文として発表する場合には,謝辞として「金沢大学がん進展制御研究所における共同研究による」旨の文章を記載するか,英文では,“This work was partly supported by Extramural Collaborative Research Grant of Cancer Research Institute, Kanazawa University” あるいは,“The research resources(facility) and technical advices were kindly provided by the Joint Usage / Research Program of Cancer Research Institute, Kanazawa University” などと記載願います。なお,研究終了後あるいは年度内に継続・中止の場合も含め実施状況に関する報告書『薬剤ライブラリー利用報告書』の提出をお願いします。